シリーズ最終回は,リンク否認の方法です。当社サイトで実施して検索順位が急上昇したかんたんな方法をご紹介します。
シリーズ1回目,2回目は,以下の記事になります。
ある時,気づいたら大量の外部リンクがついていました。外部リンクは良質なものであれば,検索順位にも良い影響がありますが,いわゆるスパムリンクのような低質なリンクがたくさんついてしまうとどうなるでしょうか。 3回シリーズ記事の初回は,外部[…]
外部リンクと検索順位の関係について取り上げているシリーズ記事,2回目は「リンク否認」についてです。 リンク否認とは何か?どんな手順を踏むと良いか?注意点を含めて解説しています。 シリーズ1回目,外部リンク急増[…]
リンク否認ツール
サーチコンソールにある機能になります。

「サイトへのリンクを否認する」機能を使って否認します。
リンク否認の手順
次の4ステップです。
- 外部リンクをエクスポート
- リストの精査
- テキストファイルにまとめる
- 否認ツールにアップロード
外部リンクをエクスポート

サーチコンソールのメニューから,リンク>上位のリンク元サイト にある「詳細」をクリックします。

右上に出る「エクスポート」をクリックしてください。
エクスポートする形式を選択できます。形式は,Googleスプレッドシート/Excel/CSVの3種類です。ご自身で内容を精査しやすいと思う形式を選びましょう。後述しますが,アップロードは.txt形式で行います。
注意
「上位のリンク元サイト」には最大1000件のドメインが表示されます。それ以上は表示されませんし,エクスポートできません。
1000件以上の被リンクを確認したい場合,ahrefsやSearch Analytics for Sheetsなどスプレッドシートの拡張機能を活用すれば可能です。
当社の場合,表示される1000件までのドメインを対象にし,「リンクしているページ」が1件だけといったリンクは無視しました。基本的にスパムと思われるリンクはGoogleアルゴリズムによって無視されるからです。複数のページにリンクしている“根が深い”ドメインに絞ったということになります。
リストの精査
Googleが、どのようなリンクを低品質と判断するかについては、Googleの「リンク プログラム」で説明されているのでチェックできます。
シリーズ第2回でも書いた通り,優良なリンクを間違って否認しないことは大切です。
リンク否認の最重要ポイント
否認するドメインのリスト作りが最重要です!
見分けがつきにくいのは.com
当社の場合,まず海外のドメインを全てリストから削除しました。見分けがつきにくいのは,トップレベルドメイン.comです。
ドメインに接続したり,リンクを踏んだりするのは危険なので,SEOチェキ!などのサイトで,ページ情報やドメイン取得年月日,Whois情報などを確認し,怪しげな.comドメインは否認対象としました。
テキストファイルにまとめる
メモ帳などを活用してテキストファイル(.txt)にまとめます。 1行に1URL(もしくは1ドメイン)でファイルを作っていきます。
URLの場合

ドメインの場合

ドメインごと否認する場合は,先頭にdomain:をつけます。
ルートドメインを否認すると,サブドメインも否認されるので覚えておきましょう。怪しいものはルートごとでOKですね。
否認ツールにアップロード
テキストファイルを作成したら、サーチコンソールの否認ツールからファイルをアップロード
手順
- プロパティ選択
- 「否認リスト」をアップロード
プロパティ選択

サーチコンソールに複数のプロパティが接続されている場合,対象となるプロパティを間違えないように選択します。
「否認リスト」をアップロード
「否認リストをアップロード」をクリックして,作成し保存しておいたテキストファイル(.txt)をアップロードします。

最初に行ったURLでの否認です。「189 URLが否認されています」と表示されています。否認リストが正しくアップロードされたということです。
URL否認からドメイン否認へ
URLでのリンク否認後に,ドメインでの否認リストに「置き換える」ことができます。

今度はドメインごと否認するために作ったリストを選択し,「置き換える」をクリックします。

「999 ドメインと0 URL が否認されています」となっていて,否認リストが正しくアプロードされ,置き換えられたことを確認できます。
リンク否認の成果
これはやってみないと分かりません。ただ,当社の場合は明らかに検索順位が上昇しました!
効果が出るまでの期間
処理は数日ですが,実際の効果が出るまでには2-3ヵ月はかかると言われています。
当社の場合
外部リンクが大量についてから,狙っていたキーワードでの検索順位は,50位→200位以下の圏外まで落ち込みました。
この段階でリンク否認を実施しました。2ヶ月ほどで外部リンクは次第に減少していき100件台までになりました。その後,検索順位はこれまでの最高位を記録し,8位に上昇しました。おかげで,ウェブからのお問い合わせも伸びました。
まとめ
いかがでしたか。3回シリーズでリンク否認について書いてきました。
何がきっかけとなったのか分かりませんが,突如大量についた外部リンクは,検索順位にマイナスの影響を与えました。もちろん,Googleの検索順位は様々な要素が関係しており,外部リンクの影響はその一つでしかありません。それでも,「リンク否認」を実施することで,狙ったキーワードで最高順位を記録しました。
その他,並行して小規模なサイト更新1度を行い,2週間に1度くらいの周期でブログ記事投稿やリライトも行いました。リンク否認は,ある意味最後の手段ですが,リンクを精査してふさわしいリストを作成できれば,あなたのサイトでも検索順位上昇がみられるかもしれません。リンク否認は,Webサイトに付いたリンクのマイナス効果を無効化するための施策だからです。
このシリーズ記事が,少しでも皆さまのお役に立つことを願っています。
