「ネットショップをかんたん開業する方法」シリーズのその8では、日本で人気のASP型サービス「BASE」について解説します。どんなサービスなのか、メリット・デメリット、どんな人におすすめかをかんたん説明します。
「BASE」の特徴

「BASE」は、ここ日本でショップ開設数№1を誇るネットショップサービスです。これまで150万ショップ以上がBASEを使ってネットショップを開業しています。CMでもおなじみかもしれません。とにかくかんたんで、すぐに始められるという点が特徴的です。無料のわりにたくさんの機能を備えている点が多くの方に選ばれる理由でしょう。
BASEの特徴を表にまとめています。
| BASE(ベイス) | |
| プラン | 無料のみ |
| 初期費用 | ¥0 |
| 月額費用 | ¥0 |
| 決算手数料 | 3.6% + ¥40 |
| サービス利用料 | 3.0% |
| 決算方法 | クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、PayPal、Apple Pay、Amazon Payなど |
| 商品登録数 | 無制限(1000件/日) |
| テンプレート数 | 無料:11種類、有料:60種類 |
| 管理画面のわかりやすさ | ◎ |
| 操作性 | ◎ |
| カスタマイズ | ○ (HTML/CSS編集) |
| SNS連動 | ○ (Instagram) |
| 独自ドメイン | ○ (サブドメイン) |
| レスポンシブ対応 | ○ |
| 無料SSL証明書 | ○ |
| その他 | BASE Appsで拡張機能(無料・有料)を追加できる。SEO対策機能やクーポン発行やレビュー機能など多岐にわたる。「BASE」ロゴを消したい場合は、非表示アプリ(¥500)が必要。サポートは日本語対応でメールやチャットを利用できる。 |
メリット

無料で開業できる
売れた時だけ手数料がかかる仕組みなので、本当に無料で開業できます。売れるまでは費用を一切かけずにスタートできるというのは大きなメリットでしょう。初期投資やリスクなしで開業できます。
専門知識なしですぐに始められる
メールアドレスさえあればすぐに始められます。PCが苦手という方もスマホだけでスタートできちゃいます。日本のサービスなので、ショップの設定や管理画面もシンプルでかんたんです。
また「BASE U」というサイトで使い方を説明しているので活用できます。
決済サービスの利用が簡単
BASEかんたん決済を使えば、必要事項を入力するだけで決済サービスが利用可能になります。個人で一つ一つ申請を出せば膨大な労力や時間がかかりますが、それを一括して代行してくれるイメージですね。ちなみに代引きには未対応です。
「BASE」アプリがある
すでに800万人以上が利用する「BASE」アプリがあります。これはBASEが集客してくれているようなものですね。もちろん楽天市場やYahoo!ショッピングの利用者には及びませんが、800万人が利用するモールに出店するようなイメージですからメリットですね。ウェブショップに加えてアプリショップにも出店することを選ぶだけです。実際には、ショップ設定のデフォルトで「アプリ掲載」にチェックが入っていますので、掲載したくない時だけチェックを外すかたちです。
Instagramとの連動
今ネットショップの集客と成功を左右するといっても過言でないのがSNSとの連動です。BASEでは、アプリを活用してInstagramの投稿に商品のタグ付けをし、BASEの販売ページへリンクさせられます。特に女性の間でInstagramで見た商品を購入する傾向が強いというデータも出ています。ただ入店を待つのではなく、こちらからのアプローチが大切ですが、BASEではそれをサポートする機能があるということです。
デメリット

売り上げに対して手数料がかかる
初期費用、月額費用が無料の分、売り上げに対してかかる手数料が他のサービスと比べて若干割高なイメージです。手数料の種類として、決済手数料、サービス利用料、振込手数料、事務手数料[2万円未満の振込の場合]があります。売上が出るほど響いてくるイメージですが、初期・月額費用はかかっていないので、他のサービスと比べてどれくらいの売上や販売数になるとデメリットになるかを考える必要がありますね。
比率や具体例は、公式サイト「BASE ヘルプ」で説明されていますのでご確認ください。
集客力が弱い
かんたんに始められるサービスなので出店者も多く、その分ライバルも多くなります。上述の通り、SNSと連動して訴求したり広告をうつなどのアクションがないと、なかなか来店してもらえないということがおこり得ます。Amazonや楽天市場などの知名度には劣るので、この部分をどう補うかが課題になりますね。
カスタマイズ性が低い
APS型の特徴でもありますが、テンプレートに基づいて作っていくのでどうしてもカスタマイズ性に限界があるのは否定できないところです。HTML/CSSなど専門知識があればカスタマイズも可能ですが、このシリーズのテーマにある通り「かんたん」という部分から外れてしまいます。ショップそのものや商品ページのデザインがいくらか限られてくることはデメリットですね。
どんな人におすすめか
- とにかくかんたんに開業したい人
- 無料で使い続けたい人
- あくまで副業で、ゴリゴリに稼ぎたいと思っていない人
大雑把にですが、¥10万/月の売上がないなら、総合的に見てBASEは現在最もコストがかからないサービスではないかと思います。
まとめ
「ネットショップをかんたん開業する方法」シリーズのその8では、「BASE」の特徴やメリット・デメリット、どんな人におすすめかについて書いてきました。
次回は、BASEでネットショップを開業するまでの流れをご紹介します。お楽しみに!


