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【STORES】ネットショップをかんたん開業する方法ーその10

「ネットショップをかんたん開業する方法」シリーズその10は、「STORES」(ストアーズ)をご紹介します。ASP型のネットショップサービスの中で「BASE」とよく比較されています。どんな特徴があるのか、メリット・デメリットとどんな人におすすめかについて書いています。

 

目次

「STORES」の特徴

STORESは、無料プランと有料プランがあります。2019年7月には、これまで有料だったデザイン機能などがフリープランでも利用できるようになりました。 無料プランから有料プランへの変更もできるので、まず無料で始めて、その後有料プランへ変更というかたちが取れます。様々な設定が分かりやすいというイメージがあります。

STORESの特徴を表にまとめています。

STORES(ストアーズ)
プラン フリープラン(無料)、スタンダードプラン(有料)
初期費用 ¥0
月額費用 フリープラン:¥0 、スタンダードプラン:¥1980/月額[税別]
決算手数料 フリープラン:5% 、スタンダードプラン:3.6%
決算方法 クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済、銀行振込、PayPal、楽天Pay、(代引決済、Amazon Payは有料プランで選択可)
商品登録数 無制限
テンプレート数 無料:48種類
管理画面のわかりやすさ
操作性
カスタマイズ ×
SNS連動 ○ (Instagram、Twitter、facebook)
独自ドメイン ○ (有料プランで無料)
レスポンシブ対応
無料SSL証明書 
その他 毎月1万ショップがSTORESで開業している。Instagramと連携すると1日1回投稿へ自動反映されるので、セール価格や追加商品の訴求がすぐにできる。2021年8月現在スタンダードプランは初月無料で利用できるため、ひと月はお試しでできる。

 

2021年6月に、実店舗向けの「STORES決済」サービスにPOSレジアプリ「STORESレジ」が追加され、無料で使えるようになりました。このサービスを利用すれば、実店舗とネットショップを同期させて在庫管理などが可能です。

 

メリット

決済手数料が業界最安水準

有料プランの場合、決済手数料は3.6%で業界では最安水準です。月額¥1980(税込¥2178)はかかりますが、売上が出てくればすぐに相殺できるでしょう。ちなみに、無料の場合でも決済手数料は5%です。無料の他サービスと比べても安いと思います。

 

操作がかんたん

カスタイズ性がほとんどないため、操作はシンプルで非常にかんたんです。実際にネットショップを開業すると、毎日の登録や管理に時間を取られないことは重要な要素になります。売るということに集中できるシンプルな設計は大きなメリットです。

 

テンプレートがすべて無料

48種類のテンプレートが準備されており、すべてが無料です。他のサービスでは、10種類くらいは無料で後は有料というのがほとんどですが、STORESはすべて無料で有料がないのが特徴的です。

 

「WEAR」と連携可能

国内最大級のファッションコーディネートアプリ「WEAR」と連携できます。ZOZOが提供しているアプリです。 特にアパレル系の販売には有利ですね。

 

まとめ販売機能あり

対象アイテムと同時購入(まとめて購入)すれば割引になるという設定が可能です。今アパレル業界では主流となっている販売方法ですが、この機能がついているネットショップサービスは今のところ少ないですし、ついていても複雑です。STORESの場合、簡単に設定ができるだけでなく、ON・OFFで切り替えもできるので一定期間だけまとめ割引を適用といったことも可能です。

 

無形商品やダウンロード販売ができる

習い事やセミナー、電子チケット、ホームページ制作代行など無形商品の販売も可能です。また、画像、動画、音楽などのデジタルデータのダウンロード販売もできます。

 

独自ドメイン

スタンダードプランなら無料で導入できます。ドメインの種類は、.com と.net と .stoer の3種類になります。注意点として、STORESで取得したドメインしか接続できません。つまり、すでに外部で契約購入したドメインに接続できません。メリットのようなデメリットのような情報ですが、ドメイン取得や継続契約にかかる費用が¥0なのは嬉しいことですね。

 

 

デメリット

クレジット決済の申請が必要

クレジットカード決済利用申請を出し審査をパスする必要があります。通常、申請後4日-10日ほどで結果が出ます。もしもですが、審査に落ちるとクレジット決済が利用できないという事態も生じ得ます。

 

入金サイクルが遅い

STORESは月末締め・翌月末払いになっています。つまり、最大で2ヶ月支払が受けられないことが生じ得ます。BASEは10営業日なので、この点はデメリットですね。

ただ「スピードキャッシュ」機能があり、申請すれば翌日振り込みも可能です。このサービスの手数料として、フリープラン:3.5%、スタンダードプラン:1.5%がかかることを覚えておきましょう。サービス利用対象ショップは、最低2ヶ月前後のご利用があり、振込対象売上が1万円以上あるショップに限られます。

 

カスタマイズ性が低い

操作性がシンプルなのである意味仕方のない点ですが、HTML/CSS編集ができません。ショップをリニューアルしていきたい時など発展性に乏しいのは残念です。この縛りがあるためか、STORESでのネットショップ制作代行をする制作会社はほとんどありません。それだけ、専門知識がなくてもかんたんにできるサービスということでもありますね。

ただ、デザインテンプレートのパーツ編集機能があります。直感的に必要なパーツを追加・削除ができるので、ここでオリジナリティを出していけます。

 

集客が弱い

ASP型全般に言えることですが、集客力が弱く、STORESに関してはSEO対策のための拡張機能がありません。SNS連動などを生かして、自分で訴求していく努力が必要です。ショップの外部にブログなどがあれば、簡単に「購入ボタン」やショッピングカートへのリンクを作成できる機能があるので、活用していきたいですね。

 

無料プランではアクセス解析が利用できない

有料のスタンダードプランでは利用可能なアクセス解析機能が、フリープランでは制限されています。この点を考えても、STORESは有料プランで導入を検討するほうがよいと思います。売上を出すという観点からです。なにしろ無料プランでは、出店後のアクセスに関する情報がほとんど得られないので、今後の取り組みが見えてきません。

 

有料プランで利用できる機能

有料のスタンダードプランで利用できる注目の機能を、以下にまとめています。

  • 代引き決済
  • Amazon Pay
  • アクセス解析
  • 独自ドメイン
  • ロゴの非表示

 

どんな人におすすめか

  • かんたん開業してそこそこ売りたい人
  • 決算手数料を安く済ませたい人
  • 決済方法に代引きをつけたい人

”そこそこ”というのは、ある程度の収益を見越してということです。売上¥20万/月を想定するなら、STORESは公式サイトの料金プランでスタンダードプランを推奨しています。

決算手数料を安く済ませたい場合、STORESのメリットが生きてきます。BASEと比べ、売上が出てくるとかなりの違いになってきますね。

インターネットショップの決済方法調査で、利用順位は、1位:クレジットカード決済、2位:コンビニ決済、3位:代引決済となっています。この3位をどう捉えるかですね。

 

まとめ

「ネットショップをかんたん開業する方法」シリーズのその10では、「STORES」の特徴やメリット・デメリット、どんな人におすすめかについて書いてきました。

BASEとShopifyの中間的な立ち位置で、バランスのいいサービスといえるかもしれません。もちろん、ご自身のショップの目的や今後のビジョンによって、どのサービスを選ぶかは変わってくると思います。

この記事の情報が少しでも皆様のお役に立つことを願っています。では、次回もお楽しみに!

 

 

 

プロフィール

コアース・デザインのWebディレクターです。WordPressなどCMSでのホームページ制作やブログ運営にかかわるお役立ち情報を、初心者目線で発信していきます。

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