Google広告は、広告ランクによって検索結果での表示順位が変わってきます。
広告ランク = 入札単価 × 品質スコア +α
つまり、入札単価が高くても広告の品質が低ければ上位表示されることはありません。まったく表示されないことさえあります。裏を返せば、品質スコアを改善し高めることができれば最小限の広告費用で広告を上位表示できるというわけです。
ただ・・・ 何をすれば品質スコアを上げられるか、この点での指標がGoogle広告ヘルプ以外ないため、様々な施策を行い結果を検証していくしかないのが実情です。ネット上にも様々な意見があり、相反するものさえあります。
このシリーズ記事では、品質スコアを改善するために行った実際の取り組みと検証結果を書いていきます。今回は、Google広告を出して最初の評価を検証します。己を知りて一歩目というわけです。
広告に対するGoogleの評価
弊社では、自分で簡単にホームページを更新・管理できるシステム「わっくわくホームページ」を商材としています。自社内管理で経費削減のためのツールであると共に、すべてがスマホ対応のテンプレートで作成されているのが特徴です。そのため、Google広告では以下のようなキャンペーンを作成しました。
キャンペーン:わっくわくホームページ
広告グループ:経費削減、スマホ対応
キーワード:各広告グループに対して4ワードを設定
この設定でGoogle広告を出し、その結果を管理画面で確認してみます。Google広告の左メニュー「概要」を見ると、「キーワード」の部分には下図のような情報が出ています。

キーワードの右上に、何やら黄色の三角表示が出ています。マウスポインタ―をのせると次のようなポップアップが出ました。

「品質スコアが低いコンポーネント」という評価です。内容はキーワードごとに異なり、3つの注釈(広告の関連性、ランディングページの利便性、推定クリック率)のうち該当するものが表示されるようです。
あるキーワードでは、

別のキーワードでは、

といった具合です。
いずれにしても、品質スコアが低いキーワードが多く、その原因をここから理解できました。どれも「平均以下」という評価のため、注意が促されていたということです。
Google広告ヘルプで確認
Google広告のヘルプで確認してみると、次のように説明されています。

【出典元:Google広告ヘルプ「品質スコアについて」】
品質スコアの3つの決定基準については、ヘルプの内容を簡単にまとめると次のようになります。
推定クリック率
特定のキーワードに対して表示された広告がクリックされる可能性を示すステータス。指定したキーワードが広告のクリックにつながるかどうかを、過去の掲載結果を考慮に入れて判定される。
ランディングページの利便性
広告をクリックしたユーザーにとって、ランディングページがどれほど有益で関連性があるかを表す指標。ランディングページは分かりやすく、広告のキーワードにもユーザーの目的にも関連するものが望ましい。
広告の関連性
キーワードと広告の関連度を示すステータス。キーワードと広告内のメッセージがどの程度合致しているかを示す。設定したキーワードで表示される広告が、ユーザーが探している情報と直接関係しているかも含む。
これらの点に関連して、広告の品質が低いと評価されていたということです。
キーワードのステータスを確認
Google広告の左メニュー「キーワード」から、各キーワードのステータスを見てみます。

いくつかのキーワードで「ほとんど表示されていない(品質スコアが低い)」となっています。さらにこの部分の説明を見ると、「検索結果での広告の掲載状況」を確認できます。


同じ「品質スコア」が低いものの中でも、広告の掲載状況が「表示されています」と「表示されていません」の2種類があることがわかります。
まとめ

いきなり出鼻を挫かれた感が否めませんが…、現状把握ができました。
品質スコアは、主に三つの要素で決まってきます。
- 推定クリック率
- ランディングページの利便性
- 広告の関連性
今後の記事では、Google広告ヘルプのアドバイスを中心に”品質スコア改善への道”と題して、実際の取り組みと検証結果を書いていきます。
このシリーズが、Google広告を利用する皆様のお役に立てばと思っています。お付き合いいただきありがとうございました。

