今回はSEOに定評のあるテーマTHE THOR(ザ・トール)に必要なプラグインと不要なプラグインを解説します。実際にTHE THORを使用しながら導入しているプラグインやAFFINGER5からテーマ変更した時に使用を取りやめたプラグインをご紹介します。また、機能バッティングして不具合を起こしかねないプラグインや公式に相性が悪いと言われているプラグインも紹介しています。
多機能なテーマTHE THORはたくさんのプラグインを必要としません。そのためサイトの読み込み速度も速くなりSEO対策にも有利です。
必要なプラグイン
- WP Multibyte Patch
- Classic Editor
- Customizer Export/Import
- XML Sitemaps
WP Multibyte Patch

日本語のようにマルチバイトの文字を文字化けしないように表示させたり、文字数カウントや日本語検索ができるようにするために必要です。
Classic Editor

THE THORは今のところブロックエディターに対応していません。クラシックエディターでの編集になりますが、使い慣れたWordPressの記事編集画面にしたいならこのプラグインが必要です。
Customizer Export/Import

WORDPRESS.ORGには次のように説明があります。
Customizer Export/Import プラグインはカスタマイザーインターフェイスから直接 WordPress のカスタマイザー設定をエクスポート及びインポート出来るようにします !
引用元:WORDPRESS.ORG
THE THORの場合、主に着せ替え機能を導入する時に必須です。着せ替えとは、THE THORでプロがデザインしたデモサイトのことです。現在9種類ある中から選択して着せ替えできます。このデモサイトを元にさらにカスタマイズしていけるのですが、デモサイトデータをインポートするためにこのプラグインが必要ということです。
XML Sitemaps

旧名称はGoogle XML Sitemapsです。Googleという名称を使っていたことが商標上問題になったようで変更されました。しばらくダウンロードが一時停止されていましたが、2022年6月にインストールできるようになりました。
THE THORでは、HTMLサイトマップは作成できますが、XMLサイトマップが作成できません。WordPress本体についている機能も利用できますが、機能面で少し寂しいです。そのため、このプラグインを活用します。
その他の便利なプラグイン
- Akismet Anti-Spam
- Edit Author Slug
- EWWW Image Optimizer
Akismet Anti-Spam

ご存じの通りアンチスパムのためのプラグインで、WordPressをインストールした時にデフォルトでインストールされているプラグインです。無料で利用するための設定方法は以下の記事で書いています。

Edit Author Slug

セキュリティ面を向上させるために、ユーザーIDを変更する際にこのプラグインを使用します。
https://(WebサイトのURL)/?author=1
上記URLにアクセスすれば、投稿者のアーカイブページが表示されます。変更していなければ、URLは /author/ユーザーID/ となっています。WordPressのログイン情報の一つが分かってしまいます。author=1 のユーザーは基本的に「admin」(管理者)ですので、ログインされたらなんでも編集されてしまうので危険です。このプラグインでAuthorのスラッグを変更してセキュリティを向上できます。
Edit Author Slugの設定については、以下の記事の【おまけ情報】で書いています。

EWWW Image Optimizer

記事内に挿入する画像ファイルを圧縮して最適化するためのプラグインです。画像サイズが最適化されていないとページ読み込み速度が遅くなります。SEO対策のためにも入れておくと便利なプラグインです。
不要なプラグイン
- キャッシュ系
- SEO系
- フォーム作成系
- 目次生成系
キャッシュ系
THE THORにこの機能が備わっており、バッティングするため不要です。THE THORの特徴的な機能としてPWA機能があります。PWAとはProgressive Web Appsの略で、モバイル向けサイトをスマホアプリのように使えます。スマホのホーム画面へのアイコン追加だけでなく、プッシュ通知やキャッシュの利用ができます。このキャッシュ機能がバッティングしてしまいます。キャッシュ系プラグインで有名なところでは、「WP Super Cache」や「WP Fastest Cache」がありますが、THE THORでは不要です。
SEO系
THE THORに十分なSEO機能があるので不要です。多くのサイトで導入されているSEO系プラグインに「All In One SEO Pack」があります。良いプラグインですがTHE THORにそのほとんどの機能があります。XMLサイトマップ作成機能はないのですが、前述の通りXML Sitemapsプラグインで補えます。多機能ですが重たくもなるSEO系プラグインは入れないようにしましょう。
フォーム作成系
こちらもTHE THORにデフォルトで使える機能があります。固定ページのエディターで設置できます。有名な「Contact Form7」などのフォーム作成系プラグインは不要です。
目次生成系
多くのサイトが「Table of Contents Plus」などのプラグインで目次の自動生成をしていると思いますが、THE THORにはこの機能があります。
使用を取りやめたプラグイン
- WordPress Popular Posts
- Shortcodes Ultimate
- Crayon Syntax Highlighter
当ブログは有料テーマAFFINGER5からTHE THORへテーマ変更を行いました。その際に使用を取りやめたプラグインとその理由です。
WordPress Popular Posts
投稿やページごとのアクセス数をカウントし、ウィジェットを活用して人気記事などを表示できるプラグインですが、この機能はTHE THORに備わっています。このサイトのサイドカラム(PC表示)にはTHE THORの機能を使った人気記事がランキング表示されています。なかなかいいですよね。WordPress Popular Postsは蓄積されたデータを含めてサイトが重くなるという難点がありますので、THE THORに変更した時に使用を取りやめました。
Shortcodes Ultimate
記事内に様々なショートコードを簡単に挿入するのに役立つプラグインですが、THE THORのカルーセル表示を妨げるため使用を取りやめました。THE THORにも便利なショートコードがいくつか使える機能があります。それで代用すれば十分だと感じます。
Crayon Syntax Highlighter
記事内のコードを見やすくきれいに表示するために便利なプラグインです。気に入っていたのですが、PHPのバージョンが7.3まででないと表示されませんでした。(このサイトは現在7.4です)プラグインそのものも更新が6年前で止まっています。そのため、「Highlighting Code Block」という新たなプラグインを導入しました。シンプルかつきれいで見やすいので変更しました。
相性の悪いプラグイン(公式)
THE THORの公式マニュアルに「相性の悪いプラグイン」が載せられています。
- TinyMCE Advanced
- Jetpack
- SiteGuard WP Plugin ※
※以前リストにありましたが、現在は削除されています。
TinyMCE Advanced
現名称は「Advanced Editor Tools」になっています。機能バッティングにより不具合が起こる可能性が高いため相性が悪いということです。当サイトでもAFFINGER5を使用している時は導入していましたが、テーマ変更を機に削除しました。似たような機能がTHE THORにほとんどあるため特に問題ないという印象です。
Jetpack
サイトのパフォーマンスやセキュリティ機能の向上、 アクセス解析や問い合わせフォーム、SEO対策やSNS自動共有など30ほどの機能をパックにしたものです。高機能ですが、そのほとんどが機能バッティングしてしまい、実際に不具合が報告されています。THE THORでは使用しないほうが良いでしょう。
SiteGuard WP Plugin
以前は相性の悪いプラグインの一つとして挙げられていましたが、リストから除かれました。一部のブラウザで画像が表示されない不具合が出たそうです。当サイトではセキュリティ向上のため有効化して使用しています。今のところ問題はないようです。
まとめ
いかがでしたか。今回はTHE THORに必要なプラグインと不要なプラグインについてでした。テーマを変更すると必ずと言っていいほど出てくるのが、プラグインとの相性問題です。実際に導入してみてわかることも多いので、”先人の知恵”は役立ちますね。この記事が少しでも皆様のお役に立つことを願っています。次回もお楽しみに!

