他のレンタルサーバでWordPressにて作成したウェブサイトをmixhostに引っ越しする方法をご紹介します。今回は、ConoHa Wingからmixhostに引っ越しする事例です。
ConoHa Wingのサーバ情報を確認
まずは、移動元サーバの情報を確認します。ConoHaコントロールパネルにログインし、ウェブサイトのあるサーバの「サーバ管理」ボタンをクリックします。

次に、「サーバー情報」をクリックします。

赤で囲った部分のウェブサーバーの名称をメモしておきます。

ConoHa WingのサーバにFTPユーザを作成
移動元サーバにFTPユーザを作成します。まず、ConoHaコントロールパネルにログインし、ウェブサイトのあるサーバの「サイト管理」ボタンをクリックします。

次の手順で入力します。
- 「FTP」をクリックする。
- 「+FTPアカウント」ボタンをクリックする。
- ユーザー名を入力する。指定された文字と文字数内で好きな名称を入力できます。
- パスワードを入力する。指定された文字と文字数内で好きなパスワードを入力できます。
- 最後に「保存」ボタンをクリックする。

保存後、表示されたFTPアカウント名をメモしておきます。先ほど入力したユーザー名だけではなく「@」以下の部分も忘れずにメモしておきましょう。

ここまでで、移動元サーバでの作業は完了です。
移動先のmixhostでの作業
まず、mixhostのコントロールパネルであるcPanelにログインし、「SOFTCULOUS APPS INSTALLER」の中から「WordPress」をクリックします。

次にインポートをクリックします。

「From Remote Server」を選択して、必要な情報を入力します。下図を参照しながら、入力項目について順にご説明いたします。
【Sorce】
- Domain Name・・・移動元(今回の場合は、ConoHa Wing)で使っているドメイン名(www、http、httpsなどは除いたもの)
- Server Host・・・ConoHaコントロールパネルで確認したウェブサーバの名称
- Protocol・・・今回はFTPを選択
- Port・・・通常は「21」のままでOK
- FTP Username・・・ConoHaコントロールパネルで作成したFTPアカウント(「@」以下も含むもの)
- FTP Password・・・ConoHaコントロールパネルで作成したFTPパスワード
- FTP Path・・・通常は、「/public_html/ConoHa Wingで使っているドメイン名/」
【Destination】
- Choose Protocol・・・通常は「http://」を選択
- ドメインの選択・・・mixhost上で使用する移動先のドメイン名を選択
必要な項目すべてを入力後、最後に「インポート」ボタンをクリックします。作業はこれで完了です。インポートには数分程度の時間がかかるかもしれません。
とても簡単にWordPressで作成したウェブサイトの引っ越しを行うことができました。では、今回はここまでです。